年の瀬は、忘年会・年末年始に向けての準備・仕事と何かと忙しいですよね。ついつい帰るのが遅くなって、面倒だからとそのまま就寝、そして翌日は前日の疲れを引きずってしまう‥なんてことが多いのではないでしょうか。
私も、疲れたからとそのまま寝てしまうという日ばかりでした。若い頃はそれでもなんとかなったのですが、年々寝ても疲れが取れなくなり、次の日の生産性が下がるなと感じる日々でした。
そんな時に思い出したのは、幼少時代、毎晩のように聞いてた「早くお風呂入りなさーい!」という母の声。当時の母の本意は分かりませんが、歳を重ねた今、入浴せずに即就寝するよりも、一日の終わりにお風呂に入った方が、次の日の生産性が上がっていることに気づきました。
そこでこの記事では、お疲れMAXの泥状態でも、ちょっとの工夫で自分を入浴に促して、お風呂内で全身の保湿までを完結させる、セルフラブの方法を提案します。
今日の疲れは今日のうちに解消して、次の日の生産性を上げていきましょう!
入浴の回復効果
湯船に浸かると、血行が良くなり、疲れの原因の一つである老廃物が循環しやすくなります。
また、入浴前の身体と頭を洗う際の肌への刺激は、ある種マッサージになりますので、凝り固まった筋肉を少し和らげ、更に入浴の回復効果を高めてくれることでしょう。
自分を入浴に促す方法
自分を入浴に促す方法は、至って簡単です。
帰宅したら、すぐ浴室に向かい、蛇口をひねってお湯を張りましょう!ただこれだけです。
帰宅後の手洗いうがい後に、そのまま浴室に直行が特におすすめです。
蛇口からお湯を出して貯めることで、お湯をあふらせてはいけないっ!という一種の脅迫観念が生まれます。それが生まれたらもうこちらの思惑通りです。個人的な意見ですが、疲れた時ほど、精神的な圧を受けやすいですから。お湯がいっぱいになるまで寝落ちする可能性は格段に下がります。
実は、この方法に辿り着くまでは、お湯張りボタンを押してました。しかし、その方法では、待ってる間にソファーで寝落ちしてしまい、ハッと目が覚めてももう面倒だからと、そのまま就寝、朝シャワーで覚醒させるという日々でした。
保湿は自動
お風呂に入れたら大成功!保湿までは許して!と自分を甘やかしたい気持ちはわかります。しかし、美は一日にしてならず。心を鬼にして、保湿をしましょう。
余力がある時は、夏木マリさんの著書で紹介されているように、体が濡れてるうちに浴室内で塗ります。
お風呂上がりのボディークリーム、体が濡れているうちに塗っていますか。みんな、タオルで拭いてから塗るでしょう?でも、それは間違い。ボティクリームは、ぜひ、体が濡れているうちに塗って下さい。
これは私のエステティシャンが教えてくれたのですが、そのほうがだんぜん浸透率がいいようです。だから、私はボディクリームはみんな、バスルームの中に置いています。
引用:夏木マリ『私たちは美しさを見つけるために生まれてきた』(幻冬舎)
全身に塗るのが辛い時は、バスオイルを浴槽に入れましょう。
浴槽内でバスオイルとお湯をかき混ぜて乳化させれば、保湿成分たっぷりのお湯の出来上がり。お風呂から上がったら、勝手に肌にバスオイルがつきますので、塗り込む作業なしで自動で保湿完了です。
※保湿後は、足下が滑りますので注意しましょう!!
ご家族、同居人がいらっしゃる場合は、滑るよと声かけたり、最後に入って掃除も済ませてからお風呂を上がるといいでしょう。
今日の疲れをその日の内に解消すれば、次の日の生産性が向上する
今回は、お疲れMAXの泥状態でもできるセルフラブをお伝えしました。
- お湯張りは、ボタンで自動で行わず、蛇口から直接溜める。
- 保湿は、浴室内で済ませる。
少しの工夫で自分を促し、できる限り楽な方法で、当日の疲れを癒し、翌日の生産性を高めましょう!!!